現在、私は大分空港所で外航受託業務を担当しています。外航受託とは世界各国から日本を訪れる海外エアラインに対して、JALの高い品質基準に基づいた安全・安心な空港ハンドリイングサービスを提供する事業です。私は海外の航空会社の受託業務のメインの担当として、さまざまな業務を行っています。海外の航空会社の受け入れだけでなく、海外からのプライベートジェットのハンドリング業務も行っており、お客さまの出発・到着をサポートしています。
また、JALスカイ九州が推進する「健康経営」を実践する大分空港所の担当として、健康意識向上に取り組んでいます。定期的に健康知識に関するセミナーや運動を企画・実施しています。昨年は外部講師を招いた「腸活セミナー」やウォーキングイベントを行いました。腸活セミナーでは、手軽に始められる腸活の知識が満載で大好評でした。そして、ウォーキングイベントでは同僚と交流しながら楽しく体を動かすことができました。
さらに、定時運航の目標に向け、大分空港所全体で業務の改善にも努めています。毎月便ごとの振り返りを行い、遅延の原因や改善点を掲げ、安全を最優先にしながら、定時運航の目標達成に向けた施策を空港所内で共有しています。旅客部門のみならず、整備部門やグランドハンドリング担当とも月1回意見交換の場を設けることで、大分空港所全体で定時運航の意識を高めています。

私は日々、明るく前向きな気持ちで業務に取り組み、お客さまへ感謝の心を持って接することを大切にしています。一日の始まりは必ず「今日も一日どんなことにも頑張ろう」という前向きな気持ちで出勤しています。失敗をしたときは落ち込むこともありますが、それを学びの機会と捉え、次に活かせるよう、奮起することを心掛けています。また、私たちはチームで動く仕事ですので、明るく前向きな姿勢は仲間と円滑に業務を進めるためにも重要だと考えています。感謝の気持ちを持つことは、航空会社の社員として欠かせないものと思っています。お客さまにご利用いただけることは決して当たり前ではないということを胸に刻み、心からの感謝を込めておもてなしをお届けしていきたいです。

私が最もやりがいを感じるのは、お客さまに喜んでいただけた時です。「JALを選んで良かった」と言っていただけると大変嬉しく思います。あるとき、お父さまと受験生の息子さま2名をチェックインを担当しました。お座席が離れていることが判明し、その時点では満席に近く席の変更ができませんでしたが、出発前に座席が空いたため搭乗口で変更の対応をしたところ、お父さまより感謝の言葉をいただき大変印象に残っています。当初はご希望されていないのかもしれないと考えましたが、もしご希望されるなら並び席をご用意したいと考え対応しました。また、カウンターで上司に相談していたところ、出発前に座席が空いた旨を上司が私に教えてくれたことが、対応実現のきっかけとなりました。上司にはとても感謝しています。